JR時刻表を比較!地方では車がないと生きていけないって本当です

生活環境

大都市と地方の距離感の差

大都市では、普段の生活に必要なお店や施設はほぼ徒歩圏内に揃っています。
コンビニ、スーパー、飲食店、JRの駅、病院など、普段の生活に必要なお店や施設へは、ほぼ徒歩で移動できるのではないでしょうか?

いっぽう地方では、コンビニまで徒歩30分、スーパーは車で10分、最寄りのJR駅まで車で10分という環境も珍しくありません。
いま挙げたのは筆者が現在住んでいる、県内でも比較的利便性が高いと言われているベッドタウンの実例です。
通勤はもとより、買い物や遊び、子供の保育園・塾の送り迎えまで、すべて車がないと行動できない距離感で生活しています。

さらに、筆者が高校卒業まで住んでいた田舎では、町内唯一のコンビニまで車で15分、町内唯一のJR駅まで車で20分、最寄りのイオンは車で2時間(しかも隣県)という環境でした。
そもそも一番近くの信号機まで車で15分かかります。
星がきれいで自然がいっぱいの素晴らしい環境でしたが、不便さもすごかったです。

地方のJRの運行本数は東京の10分の一以下

地方は不便てよく言われてるけど、JR駅の近くに住んじゃえば、なんとかなるんじゃない?
地下鉄があるような大都会の人は、そんな風に考えてしまうことが多いようです。

大都会の人には想像がつかないかもしれませんが、地方のJRの運行本数は山手線や中央線の10分の1以下です。

参考までに、都会と地方の平日午前8時台のダイヤを比較してみました。
新宿駅のJR中央線快速と、岡山県ののどかなベッドタウン新倉敷駅(新幹線停車駅)のJR山陽本線です。

東京の「2分待てば次の電車に乗れる」のと、地方の「この電車を逃したら20分待ち」では、生活の利便性や電車に対する考え方そのものが大きく異なってしまうのも当然だと思います。

ちなみに20分待ちはベッドタウンの通勤ラッシュ時の場合で、もっと田舎の平日の昼間であれば「JRは2時間に一本、バスは廃止済み」という過酷な公共交通の現状があります。

車社会は国道沿いが栄えている

地方の人は、公共交通に対して利便性を期待していません。
電車やバスは、車の免許のない学生が通学に使うもの。または駅から徒歩圏内に勤務先がある人が通勤する場合にのみ、利用可能な交通手段、という程度の位置付けです。

それより自家用車で移動する方がずっと便利なんです。
また、車社会なので、国道の沿線にイオンなどの大型ショッピングモールやスーパー、病院や銀行などが建っていることが多いです。
逆にJRの駅前はほとんどお店がなく、コンビニ1軒、あとは駐車場とパチンコ屋が目立っていることも……。
商売上でも、地方では営業するのに有利なエリアは国道沿いで、JR駅前ではないんです。

一人一台車がないと、どこにも行けない

地方では、一家族で車を複数保有している家庭が多いです。
パパの通勤に一台、ママのパートと保育園の送迎に一台、祖父母の農作業と通院用に一台、といった具合に、どこに行くにも車がないと移動できないからです。

ちなみに、2〜3台の車を自宅の敷地内に駐車するスペースが確保できるのも、地方ならではです。
持ち家でなく賃貸アパートであっても、駐車場は必ずあります。
駐車場代は地域にもよりますが一台目は無料〜3,000円程度、二台目が3,000円〜5,000円程度です。

いきなり車を購入せず、リースで様子を見る

今まで車を持っていなかったのに、移住先でいきなり車を購入するのはハードルが高いと思う場合は、移住当初は月定額で借りれるカーリースでしばらく過ごして様子を見てみるのもオススメです。

数年経てば引っ越すことが解っている転勤族の人や大学生に人気のカーリースですが、移住者にも最初の数年だけカーリースを利用する人がいます。
移住先の気候や地形(雪国や山間部では4WDが必須だったり、台風の多い海沿いで車が錆びやすかったり)や、道路事情に合わせた車を見極めるために、期間限定のカーリース契約が効率的ですね。

移住先が地方都市の中心部で、そこまで不便ではない環境の場合は、必要な時だけレンタカーやカーシェアを使う手もありですね。