新型コロナウイルス感染症の影響で、世帯収入が減り「何かで収入を増やさなきゃ…」と焦っている人や、感染症対策のないオフィスに強制的に出社させられて不安になり「在宅で稼げれば出社せずに済む」と思っている人もいるでしょう。
そんなとき、副業として在宅ワークに取り組もうと考える人は多いですよね。
在宅ワークといえばまず「ライター」が浮かびます。
私も在宅でライターのお仕事をしています
でも、正直なところ初心者にはライターの仕事はおすすめしにくいです。
なぜなら、実は文章を書くのが苦手なのに「初心者だからライターから…」と思って、自分に向いている仕事が他にあるにもかかわらず、よく知らないからとりあえずライターを選んでしまう人がいるから。
そして向いていないライター仕事を安い報酬でずーっと続けて「おかしい、こんなに稼げないの?」と思っている人も多いんです。
ライターは在宅ワークの世界ではコスパが悪い!?
在宅ワークとしてノースキルでも手軽に取り組める「ライター」ですが、ライターは初心者が取り組むにはあまりにコスパが悪い仕事ではないでしょうか。
というのも、初心者向けのライター仕事の多くは、クラウドソーシングサービスという仲介業者を経由して仕事を受注する仕組みです。
代表的なクラウドソーシングサービス
ランサーズ
クラウドワークス
代表的なライター向けサービス
サグーワークス
Shinobiライティング
ライターの報酬は 文字単価×執筆文字数 で決められることが多いです。
たとえば
文字単価1円×執筆文字数3,000文字=報酬3,000円
という感じですね。
この3,000円の報酬から、クラウドソーシングサービスの利用手数料や銀行口座への振込手数料を引かれる場合もあります。
このクラウドソーシングサービスにおいて、初心者ライターの相場はどのくらいだと思いますか?
実は募集タイトルに明らかに「初心者向け」を打ち出している案件の報酬は、文字単価0.3円~0.5円のものがほとんどなんです。
つまり
文字単価0.3円×執筆文字数3,000文字=報酬900円
という感じになります。
さて、あなたは「〇〇について書いて下さい」とテーマを指定されて、ネットや書籍で調べながら3,000文字の記事を書くのに何時間かかりますか? もちろんコピペは厳禁です。
私は編集・ライター歴8年ですが、過去に執筆経験のある慣れた分野であれば1~2時間くらい、あまり経験のない分野で事前調査がたくさん必要になれば5時間以上かかる場合もあります。
初心者ライターなら、簡単なテーマでも最低2~3時間は必要になるでしょう
さきほどの 文字単価0.3円×執筆文字数3,000文字=報酬900円 に当てはめると、
報酬900円を稼ぐのに3時間=時給300円
となります。
これ、めちゃめちゃコスパ悪くないですか?
文字単価が高い案件を獲得できればもっとコスパは良くなりますが、文字単価が高い案件はプロのライターが案件を奪い合う競争の激しい世界です。
ものすごく文章力に自信がある人以外は、そのレベルに到達することなく、延々と低単価案件ばかりをこなすライターにならざるを得ません。
でも大丈夫です、ライター以外にも在宅でお金を稼ぐ手段はあるんです!
人によっては「ライターで文章を書くより簡単だ!」と思う仕事もありますよ。
では、ライター以外に、在宅ワークではどんな仕事があるのでしょうか?
どれくらいの時間働いて、どれほどの収入になるのでしょうか?
様々な職種の在宅ワーカー8人の体験談を、mintoさんが書籍にまとめてくれました!
私もライターとしてインタビューに答えています
在宅ワークの実体験を知り、詐欺にあわないためのバイブル!
在宅ワーク選び方や案件の見分け方に不安を持っている人は多いと思います。
特にクラウドソーシングサービスには、初心者を格安で搾取する「ブラック案件」がうようよしています。
さらにTwitterやアメブロでは、在宅ワーク初心者をターゲットに「自動化で月〇万円を稼ぐ!」「稼ぐ方法をコンサルティングします」といって高額な受講料を取っている人もいます。
でもね、普通に考えて、そんなに甘い話があると思いますか?
初めての在宅ワークで「誰かに教えてもらえたら…」と思う気持ちはすごく分かります。
私も最初は不安だらけで、高額なWeb教材を買ったりもしました
- どれくらいの時間働けばいいのか?
- どれほどの収入になるのか?
- どんな仕事がコスパ良く稼げるのか?
高額なWeb教材は当たり外れも分からないし不安ですよね。
手ごろな価格で、ちょうどいいマニュアルがないかな?と思う人にピッタリなのが、このKindle本です!
様々な職種の在宅ワーカー8人の体験談と、詐欺の見抜き方や在宅で稼ぐ心構えが書かれた、まさに初心者のためのバイブル。
私もライターとして体験談を寄せてます!
高額なWeb教材より、ずっと役に立つ「地に足がついた」情報が満載ですよ。
在宅ワークを続けていて分かったのは「楽して簡単に稼ぐ方法は、人を騙す以外にない」ということです。
Twitterで「月収百万円!」とイキッている人だって、1ヶ月や2ヶ月でそんなに稼げるようになったわけじゃなく、何年も地道にコツコツ事業を回して稼いだ人がほとんどです。
私は人を騙すことなく、人に騙されることもなく、普通にお金を稼ぎたいです。
地に足つけて、現実的に生きていきましょう
おすすめ2大クラウドソーシングサービス
現役在宅ワーカーとして初心者におすすめのクラウドソーシングサービスは、やはり大手2社!
案件数が多く、クライアントである企業側の認知度も高め。
ただし、外注初心者の小規模クライアントも多いので、取引操作方法をこちら側がレクチャーすることも。
ブラック案件をユーザー側が通報できる機能もあります。
\お仕事の種類は246種類!/
案件数だけで比較するとクラウドワークスよりは少なめ。
しかし、外注に慣れているクライアントが多く、変な条件のクライアントやブラック案件は少なめ。(皆無ではありません)
フリーランス向けにランサーズ独自の福利厚生や税務サポート、セミナー等があり、サポートの手厚さが魅力です。ブラック案件をユーザー側が通報できる機能もあります。
\自分らしく働こう!/